メルセデスのDTMマシンは、Cクラスと呼ばれる市販モデルをベースにずっと作られており、このCクラスがモデルチェンジを果したので、それに遅れる事今年製作されたのが今回の2007年型DTMマシンです。
正式にはAMGメルセデス・ベンツCクラスがベースモデルとなっていますが、あくまでDTMマシンに反映されるのは、市販車の外観だけとなっています。。現在のDTMは過去の反省からレギュレーションで厳しく規制が決められており、レーシングカーとして見れば日本のGT選手権の方がよっぽど進化していますし、性能も格段に上だと思います。どちらかと言えばイギリスのBTCCとの共通点が多いと思いますね。






アレジ、フレンツェンがDTMから去ってしまって寂しいですが、ハッキネンの他にシュナイダー、クリステンセン、エクストロームなどのベテランも健在。DTMも若手が躍進しており世代交代が進んでいますが、ハコの世界はそうそうは甘くはありません。どこの国にでも「ハコ車のスぺシャリスト」と呼ばれるドライバーはいるものです。
DTMはぺナルティーが厳しくなったとは言え、コジりあい、ぶつけ合いは日常茶飯事です。この駆け引きが観ていて非常に面白い。女性ドライバーでも平気で跳ばされますから(笑)
「どこ行ったの?」と思っていた昨年までGP2に参戦していたプレマが、アウディから参戦するようです。彼も新天地DTMでどこまでやれるか楽しみ。
2007年DTM開幕は4月です。